顔面輪郭形成術 顔面輪郭形成術エラ削り

顔面輪郭形成術 エラ

手術後の経過・ケア

手術当日

エラ手術は全身麻酔で行われ、手術時間が約2時間です。

身体に負担の少ない全身麻酔法により、術後の回復は早く、東京近郊の方であれば日帰りが可能です。

遠方よりお越しの患者様は、その日に飛行機、新幹線などで帰宅すること控えていただいております。予期せぬ腫れなどに対処するために、手術当日はいつでもクリニックにお越しになれるエリアで手術当日は過ごしていただきます。通常は都内のホテルで手術当日の夜は宿泊していただきます。ホテルの手配は当院で代行することも可能です。通常は手術の翌日にはご遠方でも帰宅することができます。当院は入院施設を有しておりますので1泊入院することも可能です。当日の宿泊に関しては、患者様のご希望を最優先いたします。

手術後の来院

術後10~14日目に、口の中の糸を抜糸するために来院していただきます。その後は1.5ヶ月、3ヶ月、6ヶ月検診という流れです。

※ ご遠方の方に関しては来院回数を減らしております。口の中の縫合した糸は、自然吸収されるものですから、来院の必要なくすることも可能です。

一般的な手術後の経過

オトガイを7~8mm程短縮する場合には、いかなる骨切り方法でもたるみが出やすくなりますので、それに対して予防手術を同時にする場合があります。

腫脹

おおまかな腫れは2~4週間程度(術前と同じぐらいに戻るという意味)です。厳密な意味での完成(むくみが完全に消失)は3~6ヶ月を要します。私は術直後の腫れを減らす目的で、手術終了時にボツリヌス毒素Aの咬筋注射を行っていますが、これは大変有効です。手術直後の腫れは筋肉が主体ですのでこれを抑制できます。
また術後2週間はご自宅でフェイスバンテージによる圧迫を指導しています。

下口唇、オトガイの知覚鈍麻

オトガイ結節を越えた骨切りを行った場合には、下口唇からオトガイにかけて知覚鈍麻が出現します。程度に関しては個人差があります。感覚が鈍いという方もいれば、ピリピリ感覚が強いという方もおります。通常は2週間~1ヶ月ほどで回復します。

開口制限

術後2~4週間程度、開口制限が出現します。術後1週間を過ぎてから自主的に開口訓練を行ってもらうことにより、すみやかに回復します。

関連コラム