顔面輪郭形成術 顔面輪郭形成術頬骨削り

顔面輪郭形成術 頬骨(ほおぼね)

手術後の経過・ケア

手術当日

頬骨の手術は全身麻酔で行われ、手術時間が約3時間です。身体に負担の少ない全身麻酔法により、術後の回復は早く、東京近郊の方であれば日帰りが可能です。

遠方よりお越しの患者様は、その日に飛行機、新幹線などで帰宅すること控えていただいております。予期せぬ腫れなどに対処するために、手術当日はいつでもクリニックにお越しになれるエリアで手術当日は過ごしていただきます。

通常は都内のホテルで手術当日の夜は宿泊していただきます。ホテルの手配は当院で代行することも可能です。通常は手術の翌日にはご遠方でも帰宅することができます。当院は入院施設を有しておりますので1泊入院することも可能です。当日の宿泊に関しては、患者様のご希望を最優先いたします。

手術後の来院

術後7日目に、耳前部の縫合糸を抜糸するために来院していただきます。術後10~14日後に口の中の糸を抜糸するために来院していただきます。その後は1.5ヶ月、3ヶ月、6ヶ月検診という流れです。口の中の縫合した糸は、自然吸収されるものですから、来院の必要なくすることも可能です。

※ ご遠方の方に関しては来院回数を減らしております。

一般的な手術後の経過

腫脹、内出血

おおまかな腫れは2~3週間程度(術前と同じぐらいに戻るという意味)です。厳密な意味での完成(むくみが完全に消失)は3~6ヶ月を要します。術後2週間は、ご自宅でフェイスバンテージによる圧迫を指導しています。また下瞼を中心に内出血が出る可能性があります。内出血が出た場合には通常1~2週間で内出血の色は消えます。

頬の知覚鈍麻

頬骨の口腔内での骨切りを行いますと、頬部に10円玉程度の範囲で知覚鈍麻が出現します。わずかに感覚が鈍いという程度であり、ほとんど気になりません。1ヶ月ほどで回復します。

開口制限

術後2~4週間程度、わずかですが開口制限が出現します。術後1週間を過ぎてから自主的に開口訓練を行ってもらうことにより、すみやかに回復します。