顔面輪郭形成術 額(おでこ)増大1
手術後の経過・ケア
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手術当日
前頭骨骨切り手術は全身麻酔で行われ、手術時間が約3時間です。
身体に負担の少ない全身麻酔法により、術後の回復は早いのですが、本手術後には当日に限り、吐き気が強く出ることがあります。麻酔薬のせいではなく、頭部の腫脹によるものです。そのため一泊入院していただいています(入院施設を有しております)。手術の翌日には、ご遠方でも帰宅することができます。
手術後の来院
術後10~14日後に髪の毛の中のステープラー(医療用のホッチキスです)を抜鈎するために来院していただきます。その後は1.5ヶ月、3ヶ月、6ヶ月検診という流れです。
洗顔・シャワーは翌日から可能ですが、洗髪は3日目からお湯で流す程度、5日目からシャンプーを使用してください。パーマやカラーリングは術後1ヶ月目以降から可能になります。
※ ご遠方の方に関しては来院回数を減らしております。
一般的な手術後の経過
腫脹、内出血
おおまかな腫れは2週間程度(術前と同じぐらいに戻るという意味)です。厳密な意味での完成(むくみが完全に消失)は3ヶ月を要します。また上瞼を中心に内出血が出る可能性があります。内出血が出た場合には通常1~2週間で内出血の色は消えます。
頭皮の知覚鈍麻
本手術後には、おでこ~頭頂部にかけての広い範囲で知覚鈍麻が出現します。わずかに感覚が鈍いという程度であり、ほとんど気になりません。洗髪する際に築く程度です。1~3ヶ月ほどで回復します。
後頭部の傷跡
後頭部の傷は丁寧に閉じていますが、メタクリルを入れたことによる容積増大に伴い、傷周囲に張力がかかり、傷周囲に少し脱毛が起こる可能性があります。後頭部では毛流が上から下に向かっているため、通常は傷がまったく見えませんのでご安心ください。